睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療
ORAL APPLIANCE THERAPY
いびきや日中の眠気でお悩みではありませんか?当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する効果的なマウスピース治療(OAT)を行っております。
マウスピース治療(OAT)とは
ABOUT OATマウスピース治療(Oral Appliance Therapy, OAT)は、睡眠時無呼吸症候群やいびきにお悩みの方のための歯科的治療法です。就寝時に、患者様一人ひとりの歯型に合わせて作製した専用のマウスピースを装着します。この装置が下顎をわずかに前方へ移動させることで、喉の奥にある気道が広がり、空気の通り道が確保されます。これにより、睡眠中の無呼吸や低呼吸、いびきの発生を効果的に抑制いたします。外科的な手術を伴わず、持ち運びも容易なため、CPAP(持続陽圧呼吸療法)が苦手な方や、軽度から中等度の症状をお持ちの方にとって、優れた選択肢となります。
マウスピース治療の流れ
TREATMENT FLOW当院でのマウスピース治療は、患者様に安心して進めていただけるよう、明確なステップに沿って行います。まず、内科や耳鼻咽喉科など、医科の専門医による睡眠検査の診断書をお持ちください。これに基づき、歯科医師が治療の適応を判断いたします。次に、口腔内の診査、レントゲン撮影、精密な歯型採りを行います。その後、約2〜3週間で患者様専用のマウスピースが完成します。完成したマウスピースをお口に装着し、最適な下顎の位置になるよう微調整を繰り返します。治療開始後も、効果の確認や装置の状態をチェックするため、定期的なフォローアップにご来院いただくことが重要です。
マウスピースの種類と特徴
TYPESマウスピースには、主に上下一体型と上下分離型の2種類があり、それぞれに特徴がございます。また、保険が適用されるものと、自費診療となるものがあります。患者様のお口の状態や症状の程度、ご要望に応じて最適な装置をご提案いたします。
| 種類 | 特徴 | 保険適用 |
|---|---|---|
| 上下一体型 | 構造がシンプルで比較的安価。下顎の可動性がないため、違和感が出やすい場合がある。 | ○ |
| 上下分離型 | 装着したまま会話や水を飲むことが可能。下顎の位置を微調整できるため、より高い治療効果が期待できる。 | △(一部自費) |
治療効果と注意点
EFFECTS AND NOTESマウスピース治療により、いびきの音量が軽減されたり、無呼吸・低呼吸の回数が減少したりといった効果が期待できます。これにより、睡眠の質が向上し、日中のつらい眠気や倦怠感の改善につながります。ただし、治療効果には個人差があり、すべての方に同じ効果が現れるわけではございません。また、治療開始当初は、顎の違和感や唾液の増加などを感じることがありますが、多くは慣れることで解消されます。治療効果を維持し、お口の健康を守るためにも、歯科医師の指示に従って正しく使用し、定期的な調整とメンテナンスを継続することが不可欠です。
保険適用の条件
INSURANCE睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療を保険適用で行うためには、医科の医療機関での睡眠検査(ポリソムノグラフィー検査など)を受け、「睡眠時無呼吸症」であるという確定診断がされていることが必須条件となります。その上で、担当医師からの紹介状(診療情報提供書)をお持ちいただくことで、保険診療として治療を開始できます。保険適用(3割負担)の場合、マウスピース作製にかかる費用は、おおよそ1万円程度が目安となります。診断書がない場合は自費診療となり、費用は全額自己負担となりますので、まずは専門の医療機関にご相談されることをお勧めいたします。
まずはお気軽にご相談ください
睡眠中のいびきや無呼吸、日中の眠気など、気になる症状がございましたら、お一人で悩まずに専門家にご相談ください。当院では、患者様一人ひとりに寄り添い、最適な治療法をご提案いたします。