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小児口腔機能訓練

Pediatric Oral Function Training

お子様の「お口の力」を
育てる口腔機能訓練

お口ぽかん(口唇閉鎖不全症)、舌の癖、口呼吸、発音の問題——お子様のお口の発達に不安はありませんか?つむぎ歯科クリニックでは、小児口腔機能発達不全症の検査・診断から、MFT(口腔筋機能療法)による改善プログラムまで一貫してサポートします。

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What is Oral Hypofunction in Children

小児口腔機能発達不全症とは

小児口腔機能発達不全症とは、「食べる」「話す」「呼吸する」といったお口の基本的な機能が、年齢相応に発達していない状態を指します。2018年に保険病名として新設され、歯科医院での検査・治療が保険適用で受けられるようになりました。

この疾患は放置すると、歯並びの乱れ、顎の成長不全、発音障害、さらには全身の成長発達にも影響を及ぼす可能性があります。早期に発見し、適切なトレーニングを行うことで改善が期待できます。

⚠ 主な症状・サイン

口がいつも開いている(お口ぽかん・口唇閉鎖不全症)
口呼吸をしている(鼻呼吸ができない)
食べるのが遅い・よく噛まずに丸飲みする
発音が不明瞭(サ行・タ行・ラ行が言いにくい)
舌を前に出す癖がある(舌突出癖)
いびきをかく・睡眠中に口が開いている
姿勢が悪い・猫背になりやすい
指しゃぶりや爪噛みが治らない
Mouth Breathing / Lip Incompetence

「お口ぽかん」が引き起こす問題

口唇閉鎖不全症(お口ぽかん)は、近年お子様に増加している症状です。2021年の全国調査では、3〜12歳の子どもの約30%にお口ぽかんの傾向が見られると報告されています。

🦷

歯並び・顎の発育への影響

口が開いていると舌が正しい位置(上顎)に収まらず、上顎の成長が妨げられます。結果として、出っ歯(上顎前突)、開咬、叢生(ガタガタの歯並び)の原因となります。

  • 舌が低位に下がることで上顎の歯列弓が狭窄し、V字型の狭い歯列になりやすい
  • 下顎の成長方向が下方に偏り、面長(ロングフェイス)の顔貌になる傾向がある
  • 永久歯の萌出スペースが不足し、将来的に本格的な矯正治療が必要になるケースが多い
  • 咬合力(噛む力)が弱くなり、硬い食べ物を避けるようになることで顎の発育がさらに遅れる悪循環に陥る
🛡️

感染症リスク・免疫力の低下

鼻呼吸では鼻毛・鼻粘膜・副鼻腔がフィルター・加湿器の役割を果たしますが、口呼吸ではこれらの防御機構が働きません。

  • ウイルスや細菌、アレルゲンが直接咽頭に到達し、風邪・インフルエンザ・溶連菌感染症にかかりやすくなる
  • 扁桃腺やアデノイドが慢性的に刺激され、肥大化することでさらに気道が狭くなる悪循環が生じる
  • 口腔内の乾燥により粘膜のバリア機能が低下し、口内炎や歯肉炎が繰り返し起こりやすくなる
  • アレルギー性鼻炎や喘息との関連も報告されており、全身の免疫バランスに影響を及ぼす可能性がある
💧

むし歯・歯周病・口臭の悪化

口が常に開いていると口腔内が乾燥し、唾液による自浄作用・抗菌作用・再石灰化作用が大幅に低下します。

  • 唾液の分泌量が減少し、食べかすやプラークが洗い流されにくくなるため、むし歯の発生率が2〜3倍に増加
  • 特に上の前歯が乾燥しやすく、前歯のむし歯(審美的にも問題)が多発する傾向がある
  • 歯肉が乾燥して炎症を起こしやすくなり、歯磨きをしていても歯肉炎が改善しにくい
  • 口腔内の細菌バランスが崩れ、揮発性硫黄化合物が増加することで、お子様でも強い口臭が生じることがある
👶

顔貌・姿勢・全身発育への影響

口呼吸が長期間続くと、顔の成長パターンが変化し「アデノイド顔貌」と呼ばれる特徴的な顔つきになります。

  • 面長で、唇が厚く、鼻翼が狭く、目の下にクマができやすい特徴的な顔貌(アデノイド顔貌)に変化する
  • 口を開けるために頭部が前方に突き出し、猫背・ストレートネックなど姿勢の悪化を招く
  • 睡眠中の低酸素状態により成長ホルモンの分泌が阻害され、身長の伸びや体重増加に影響する場合がある
  • 咀嚼機能の低下により栄養摂取が偏り、全身の発育や体力にも間接的な影響を及ぼすことがある
Myofunctional Therapy

MFT(口腔筋機能療法)とは

MFT(Myofunctional Therapy=口腔筋機能療法)とは、お口の周りの筋肉(舌・唇・頬)の正しい使い方を身につけるためのトレーニングプログラムです。舌の正しい位置や飲み込み方、鼻呼吸の習慣を楽しく練習することで、お口の機能を正常な発達へと導きます。

当院では、お子様一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのMFTプログラムを作成し、歯科衛生士が丁寧に指導いたします。ご自宅でも楽しく続けられるよう、ゲーム感覚のトレーニングメニューをご用意しています。

01

舌のポジショニング訓練

舌を上顎(スポットポジション)に正しく置く練習。「ポッピング」「スポットタッチ」などの楽しいエクササイズで、舌の正しい安静位を覚えます。

02

唇・頬の筋力トレーニング

「ボタンプル」「リップトレーナー」などを使い、口唇閉鎖力を強化します。口を閉じる力が弱いお子様に特に効果的です。

03

正しい飲み込み方の練習

舌を前に突き出して飲み込む癖(舌突出嚥下)を改善し、正しい嚥下パターンを身につけます。歯並びの安定にも重要です。

04

鼻呼吸トレーニング

口呼吸から鼻呼吸への切り替えを促すトレーニング。「あいうべ体操」や呼吸法の練習で、鼻呼吸の習慣化を目指します。

Pediatric Orthodontics & MFT

小児矯正とMFTの関係

歯並びの乱れの原因は、遺伝的要因だけではありません。舌の癖や口呼吸、指しゃぶりなどの口腔習癖が、歯並びや顎の成長に大きな影響を与えています。

矯正治療で歯並びを整えても、舌の癖や口呼吸が改善されなければ、治療後に後戻り(リラプス)が起こりやすくなります。MFTは矯正治療の効果を高め、安定した歯並びを維持するために不可欠なトレーニングです。

早期介入(予防矯正)

5〜7歳頃から顎の成長を利用した早期矯正を行い、将来的な本格矯正の必要性を減らします。

MFTとの併用プログラム

矯正装置による歯の移動と、MFTによる筋機能の改善を同時に進めることで、より効果的で安定した治療結果を目指します。

口腔機能の総合的な評価

歯並びだけでなく、呼吸・嚥下・発音・姿勢を含めた総合的な評価を行い、お子様に最適な治療計画を立案します。

楽しく通える環境づくり

お子様が楽しみながらトレーニングに取り組めるよう、ゲーム感覚のプログラムやご褒美システムを導入しています。

Treatment Flow

検査・治療の流れ

1

初診・ご相談

お子様のお口の状態について、保護者の方からお話を伺います。気になる症状や日常の習慣(口呼吸、指しゃぶり等)についてお聞かせください。

2

口腔機能検査

舌圧測定、口唇閉鎖力測定、咀嚼能力検査、発音検査などを行い、お口の機能を総合的に評価します。検査は痛みを伴わず、お子様でも安心して受けられます。保険適用です。

3

診断・治療計画の説明

検査結果に基づき、小児口腔機能発達不全症の診断を行います。お子様の状態に合わせたMFTプログラムと、必要に応じて矯正治療の計画をご提案します。

4

MFTトレーニング開始

月1〜2回の通院で、歯科衛生士がマンツーマンでトレーニングを指導します。ご自宅での練習メニューもお渡しし、毎日5〜10分の練習を継続していただきます。

5

定期評価・プログラム調整

3〜6ヶ月ごとに口腔機能の再検査を行い、改善状況を確認します。お子様の成長に合わせてトレーニング内容を調整していきます。

Insurance Coverage

保険適用について

小児口腔機能発達不全症の検査・管理指導(MFTを含む)は、健康保険が適用されます。15歳未満のお子様が対象で、お子様の医療費助成制度も利用可能です。

坂戸市では、中学校卒業まで医療費の自己負担分が助成されるため、実質的な窓口負担はほとんどありません。

項目費用目安(3割負担)
口腔機能検査約1,000〜2,000円
管理指導料(MFT指導・月1回)約500〜1,500円
小児矯正(自費・必要な場合)330,000〜550,000円
FAQ

よくあるご質問

Q. 何歳から受けられますか?

3歳頃から口腔機能の検査が可能です。MFTトレーニングは、お子様の理解力に合わせて4〜5歳頃から開始することが多いです。まずはご相談ください。

Q. トレーニング期間はどのくらいですか?

お子様の状態により異なりますが、一般的に6ヶ月〜2年程度です。ご自宅での練習を継続していただくことで、より早い改善が期待できます。

Q. 矯正治療も必要ですか?

MFTだけで改善できる場合もありますが、歯並びの問題が大きい場合は矯正治療との併用をお勧めすることがあります。検査結果を踏まえてご説明します。

Q. 大人でもMFTは受けられますか?

はい、大人の方でもMFTは有効です。ただし、保険適用は15歳未満が対象となります。成人の方は自費での対応となる場合があります。

Q. 自宅でのトレーニングは大変ですか?

1日5〜10分程度の簡単なエクササイズです。お子様が楽しく取り組めるよう工夫されたメニューをお渡ししますので、ご家族で一緒に楽しみながら続けていただけます。

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